・自宅に眠っている遊戯王カードは高く売れる可能性がある!
・初期の遊戯王カードを見分ける方法
・価値のある可能性が高い遊戯王カードの特徴
・高価買取されている初期の遊戯王カード15選
・遊戯王カードを買取に出す際の注意点
・遊戯王カードを高く買取してもらうコツ
※記事内の買取価格は2022年1月時点の買取価格を参考にしております。現在の買取価格とは違っっている場合がございます。
1999年に第一弾として発売した「遊戯王カード」
そこから現在に至るまで、子供から大人まで幅広い世代に楽しまれています。
今回は、そんな遊戯王カードの買取事情についてまとめていきます。
現在、遊戯王カードをしていない方でも、子供のころに遊んだことがある方は多いのではないでしょうか?
読者の皆様に伝えたいことは、自宅に眠っている昔遊んでいた遊戯王カードに数万円以上の価値がつく可能生があるということです。
この記事では、価値のあるカードの見分け方や、実際に価値の高いカードをご紹介していきます。
自宅に眠っている遊戯王カードは高く売れる可能性がある!
子供の頃に遊んでいた遊戯王カード、捨てるのはもったいないなどの理由で屋根裏部屋や押し入れに保管している方もいると思います。
保管してある昔の遊戯王カードはカードによっては数万円以上の価値を叩き出すこともあります。
「自宅の整理整頓をしていたらと昔遊んでいた遊戯王カードが出てきた」なんてことがありましたら、今では数万円するカードに変わっているかもしれません。
初期の遊戯王カードを見分ける方法
2021年現在も遊戯王カードは続いており、今では第11期まで放送されています。
今回のメインテーマとなる初期カード、つまり「第一期」のカードです。
遊戯王カードの第一期は1999年~2000年間のカードをさしており、その時代のカードにはいくつかの特徴があるので見分け方をご紹介します。
カードNOがあるかどうか
現在の遊戯王カードにあり、初期のカードにはないものが「カードNO」です。
カードNoの位置はカード中央の絵柄と、カードの紹介欄またはキャラクターの攻撃力・守備力欄の隙間に記載されてあります。
このカード№がなければ初期カードとなるので価値の高いカードの可能性が高いです。
カード右下の銀色のシールがあるかどうか
次に、カードの一番右下にある「銀色のシール」の有無です。
このシールはカードのコピー防止の役割を果たしています。
初期の遊戯王カードにはこのような対策がされていないことが特徴で、コピー防止用銀色シーツはコナミが第二期からカードにつけるようになりました
たまに、銀色のシールがついていないカードは誰かが勝手に作ったオリカカードだといっている方もいますが、それは大きな間違いなので惑わされないようにしましょう。
カード下の効果説明の表記の違い
遊戯王カードでは、カードの効果を説明する欄が第一期、第二期、第三期以降とそれぞれ異なってきます。
今回の初期カード(第一期)のカードが一番違いが分かりやすいタイプです。
それでは遊戯王の初期カード特徴を説明していきます。
まずは、モンスターカードですが、下半分の左側がモンスターの説明や効果欄で、その右側にモンスターの攻撃力と守備力の記載がある枠が存在します。
魔法カードやトラップカードは、カードの説明欄が狭く枠が太く、さらにいうと現在のカードに比べ効果内容が簡単でテキスト数が短い傾向にあります。
現在の遊戯王カードは複雑な内容の効果が多く、説明欄にびっしり書かれていることが多いですが、初期カードは文字数が少なく見やすいです。
カードを見ればすぐに分かるほど初期カードと2期以降のカードには違いがあります。
価値のある可能性が高い遊戯王カードの特徴
初期カードの中でもとくに価値の高いカードには特徴があるのです。
では、価値の高いカードにはどんな特徴があるのか解説していきます。
遊戯王カードのアニメで良く登場する人気のキャラクター
初期カードの中で特に買取価格が高いのが「ブラックマジシャン」 「ブルーアイズホワイトドラゴン」 「レッドアイズブラックドラゴン」です。
このカードに共通する点は、アニメの中で主人公の遊戯や、主要キャラクターの海馬や城之内が切り札として使用していたということです。
こういった、主要キャラがメインとして使用していたカードは子供たちの憧れでもあり、中には当時から入手困難なカードもあったため価格が高騰するようになりました。
限定カード(付属品限定など)
限定カードとは、ゲームに封入されているカードや大会参加者限定配布カード、大会優勝者のみが入手できるカードのことをさします。
これらの遊戯王カードは市販で販売しているパックや構築済みデッキよりも、カードの発行枚数が少なく、必然的に価値の高いカードとなりました。
特に有名なのが、ゲームボーイアドバンスの「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」に封入されていた「ホーリーナイトドラゴン」 「究極完全鯛グレートモス」です。
このカードはゲームを買っても必ず手に入るカードではなく、10枚の種類があるなかで引き当てなければなりませんでした。
確率としてはそれぞれ2%程と言われており、当時では珍しいシークレットレアリティのカードとなっております。
レア度が高い
現在の遊戯王カードにはさまざまなレアリティが存在しますが、初期の遊戯王カードには現在のような多くのレアリティは存在しなく、レアリティ毎の価値も高い水準でした。
そのことから、初期の遊戯王カードの価値を確かめるためにはレアリティの高さを基準にするのも一つの参考になるのです。
※全てのカードがレアリティ順に価値が高いわけではありません
初期カードの中で価値あるレアリティは、ズバリウルトラレア以上の「アルティメットレア(レリーフ)」「シークレットレア」などです。
・ウルトラレア:カードの名前が金色に輝いているカードです。
・アルティメットレア(レリーフ):ウルトラレアに表面が浮き出て見える加工がされているカードです。
表面はザラザラした触り心地が特徴です。
・シークレットレア:カード全体が虹色っぽく輝いているのが特徴です。
高価買取されている初期の遊戯王カード15選
初期の遊戯王カードは、高く買取されているカード種類が沢山ありますが、今回はその中でもとくに有名な14枚のカードを買取一覧表としてご紹介します。
今から紹介するカードが自宅にあれば、閉まっておくにはもったいないカードたちです。
中には一枚で10万円を超えるカードもあります。
ホーリーナイト・ドラゴン
先程も少しご紹介しましたが、ホーリーナイト・ドラゴンはゲームボーイソフトの「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」同梱カードです。
その中でも当時希少だったシークレットレアのカードです。
ゲームを買っても当たる確率が2%程なので、それだけでもホーリーナイト・ドラゴンの希少性が分かります。
買取価格:100000~130000円
当時の入手方法:ゲーム「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の同梱
究極完全態グレート・モス
このカードもホーリーナイト・ドラゴン同様、「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の同梱カードとなっています。
同じく同梱確率は低く2%程です。
買取価格:100000円
当時の入手方法:ゲーム「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の同梱
青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)
ブルーアイズホワイトドラゴンには様々なレアリティーが存在します。
中でもとくに高く買取されるのが、遊戯王カードで初めて発売されたスターターボックスで手に入るアルティメットレア仕様のブルーアイズホワイトドラゴンです。
このスターターボックスは一般販売用と、劇場版限定の二種類があり、劇場版のスターターキットはなんと5000個の限定販売となっており、とても希少性のあるものです。
後ほど紹介しますが、世界に数える程の枚数しか存在しないカードもこの劇場版限定スターターキットに付属されています。
買取価格:30,000円
当時の入手方法:スターターボックス
ブラックマジシャン
ブラックマジシャンは第一弾パックの大当たりカードです。
第一弾のパックにはアルティメットレアは入っておらず、一番高いレアリティ―がウルトラレアになります。
その中でも主人公が良く使用していたカード「ブラックマジシャン」が当たりカードとして収録されていました。
ブラックマジシャンはとても人気が高く、現在まで様々なレアリティーで再販されており、レアリティ毎に価値は大幅に変わってきます。
とくに高いのが今回紹介しているウルトラレアの初期ブラックマジシャンとなっているのです。
買取価格:70000~150000円
当時の入手方法:市販のパック
真紅眼の黒竜(レッドアイズブラックドラゴン)
遊戯王カードの初期パックに収録されいているカードの中で一番高額なものは「真紅眼の黒竜(レッドアイズブラックドラゴン)」です。
初期の主要キャラクターの城之内が使用していたモンスターで、現在に至るまで遊戯王ファンの間で根強い人気を誇っています。
このカードが自宅にあった場合はイラストも見てみてください。
ドラゴンの奥歯に親知らずのような牙が生えているカードであれば、通常より買取金額がアップする可能性が高いです。
買取価格:100000~200000円
当時の入手方法:市販のパック
暗黒騎士ガイア
「暗黒騎士ガイア」は先程紹介したブラックマジシャンと同じパックに収録されているカードで、収録カードの最高レアリティ(ウルトラレア)はこの2枚のみとなっています。
こちらのカードは遊戯が使用していたカードで、当時はとても人気のあるカードでした。
その後の遊戯王カードにも暗黒騎士ガイアをベースとしたモンスターもいくつか登場しています。
買取価格:15000円
当時の入手方法:市販のパック
竜騎士ガイア
「竜騎士ガイア」は初期の第三弾のパックに収録されているカードで、このカードがシークレットレアリティの元祖となっています。
遊戯王カード史上初の市販パックでのシークレットということで当時はとても注目を浴びたカードです。
少し前までは、高額買取はされていませんでしたが、最近になってコレクターの間で需要が高まり、値段が高騰したカードになります。
遊戯が使用していたカードでインセクター羽蛾とのデュエルで召喚した、初の融合モンスターとして大活躍しました。
買取価格:15000円
当時の入手方法:市販のパック
デーモンの召喚
デーモンの召喚は当時とても強いモンスターでした。
攻撃力がとても高く、尚且つ召喚時に生贄が1体のみということもあり当時は即戦力としてとても重宝されていました。
このカードも主人公の遊戯が使用していたカードで、当時からとても人気の高いカードです。
少し前にイラストがリメイクされたデーモンの召喚が市販パックに収録されたほど、今でも人気は健在です。
買取価格:10000~23000円
当時の入手方法:市販のパック
ハーピィレディ三姉妹
「ハーピィレディ三姉妹」は初期パックの第4弾に収録されていたカードです。
遊戯王カードのアニメでは、孔雀舞(クジャクマイ)が使用しており、王国編では、遊戯とのデュエルで強敵として登場したキャラクターとなっています。
しかし、実際にはカード自体あまり強くなく、実践で使う人はあまりいなく、コレクターの間でコレクションとして扱われていました。
レア度はシークレットレアで当時では希少なレアリティだったため人気があるカードです。
買取価格:10000~15000円
当時の入手方法:市販パック
アクア・マドール
先程、ブルーアイズホワイトドラゴンで紹介した、劇場版限定の世界で5000個しか販売されなかったスターターキットに収録されているカードです。
買取価格:50000円
当時の入手方法:劇場版限定スターターキット
地獄の裁判
同じく、劇場版限定の世界で5000個しか販売されなかったスターターキットに収録されているカードです。
買取価格:40000円
当時の入手方法:劇場版限定スターターキット
13人目の埋葬者
同じく、劇場版限定の世界で5000個しか販売されなかったスターターキットに収録されているカードです。
買取価格:40000円
当時の入手方法:劇場版限定スターターキット
深淵の冥王
同じく、劇場版限定の世界で5000個しか販売されなかったスターターキットに収録されているカードです。
買取価格:40000円
当時の入手方法:劇場版限定スターターキット
タートル・タイガー
同じく、劇場版限定の世界で5000個しか販売されなかったスターターキットに収録されているカードです。
買取価格:40000円
当時の入手方法:劇場版限定スターターキット
遊戯王カードの売り方
遊戯王カードの相場が分かり処分することが決まったら、次にどこで遊戯王カードを売るかを決めなければなりません。
遊戯王カードを売る際には大きく分けて3つの方法があります。
・メルカリなどのフリマプリ
・ネットオークション
それぞれのメリットデメリットをご紹介します。
買取業者で買い取ってもらう
・メリット
買取業者で買い取ってもらうメリットは安心安全だということです。
国から認めてもらっている買取業者も多数存在するので、買取した際の個人情報の漏洩などの心配がありません。
安心安全に売りたいからには一番おすすめです。
・デメリット
遊戯王カードの保有者が無知の場合、ありえない金額の買取金額を提示される可能性があることです。
業者にもよりますが、中には悪徳な業者も存在しますのでネットでの評判やレビューは参考にしましょう。
メルカリなどのフリマアプリを活用する
・メリット
個人で値段を設定でき、買取業者よりも高値で売ることが可能です。
アプリによって10%などの手数料は存在しますが、それでも買取業者から買取ってもらうよりも比較的高い値段で売れます。
少しでも高く売りたい方には一番おすすめです。
・デメリット
個人間での取引なのでトラブルに発展しやすいです。
とくに中古商品の取引なので、少しの傷や汚れで返品対応になったり、クレームがきたりとお客さんとのやり取りが面倒なケースもあります。
他にも、今までフリマ経験がない方だと、商品を売るコツが分からず、売れない場合もあります
ネットオークションを活用する
・メリット
遊戯王カードを確実に売りたいなら、1円から落札する設定も可能で、相場が分からなくても、入札者が勝手に相場あたりまで金額を引き上げてくれるので楽です。
・デメリット
フリマアプリ同様、個人間での中古商品なので、クレームなどのトラブルが多いです。
さらに、落札形式にすると、稀に相場よりも安い金額で売れてしまうことがあります。
(対処法として、落札形式ではなく、即決形式で決める事もできます。)
遊戯王カードを買取に出す際の注意点
遊戯王カードを買取りしてもらううえで、とても大事なことはちょっとしたミスで買取り金額を大幅に下げないようにすることです。
せっかく小さい頃に遊んだ大切な思い出なので、買取りしてもらう際に自分のミスで買取金額を下げたくないですよね。
なので、今からご紹介する内容は、買取り金額を現状よりも下げずに出すことができますので覚えておきましょう。
買取業者は複数候補に入れておこう
遊戯王カードを買取業者に出す際に注意したほうがよいこととして、買取業者は1つに絞らないことです。
買取業者を1つに絞ってしまうと、その業者が提示した金額がそのカードの相場よりも大幅に低い場合でも、そのカードの価値が決まってしまいます。
例えば、先程説明した数万円するようなカードも、業者が1000円と言ってしまえば、その通りになってしまうのです。
そうならない為にも、買取業者は1社に絞らず、最低でも3社ほどの業者で査定に出すと良いです。
汚れや曲がりは事前に修復しておこう
査定に出したい買取業者が決まったら、実際にカードを査定に出すのですが、その際に事前に確認するポイントが二つあります。
・カードにホコリなどの汚れが付着していないか
・カードが湾曲していないか
この2つは査定に出す前に確認しておきましょう。
業者によってはホコリや汚れを傷と捉えて最低額を下げてしまう所もあります。
また、レアカードによく見られますが、カードが内側に湾曲してしまいます。
その場合は重量のある本の間に挟んで1日放置すると湾曲が修正されます。
その方が見栄えは良いのでオススメです。
買取業者に査定を出す際には、ホコリや汚れの確認、カードの湾曲の修正をしてから出すことで査定額を下げずにすみます。
遊戯王カードを高く買取してもらうコツ
遊戯王カードを査定に出す際に、査定額をアップさせられる方法があります。
どんなカードでも高く売りたい気持ちは誰でも変わらないですよね。
なので、今回ご紹介する買取額アップの方法は是非試してみて下さい。
傷や汚れに注意しよう
カードを買取してもらう際に、大幅に買取額が下がってしまう要因は傷や汚れによるものです。
新品同様のカードであれば、数万円する価値のあるカードでも、傷があることで価値が数千円に下がってしまいます。
なので、カードの持ち運びや、実際にデュエルなどで使用する際には、雑に扱うのではなく、丁寧に扱うようにしましょう。
デッキとして使ってる方は、ある程度の使用感が出てしまうのは仕方のないことですが、スリーブを二重にするなどの意識がとても大事です。
保管方法が一番重要
皆様の自宅にある遊戯王カードはどのように保管されているでしょうか?
遊戯王カードを高く買取りしてもらことで大切な事は、常日頃のカードの保管方法です。
カードの保管方法を間違えると、価値のあるカードも10分の1程度に買取金額は下がってしまいます。
もし、あなたが、自宅にある遊戯王カードで、先程紹介したような高額買取されているカードを見つけた場合は、今からでもプラスティック性のカードプロテクターを購入することをおススメします。
そのくらい意識しないと、カードは繊細ですぐに傷が付いてしまうのです。
相場を判断して高いうちに売ってしまう
カードの買取金額は、日々変わっていきます。
現在のカード相場は半年後には保障されていないのです。
先程ご紹介したカード達も現在は数万円を超えるカードですが、1年後には遊戯王カードの人気も下がり、数千円程度に相場が下落することもありえます。逆に数十万円に上がる可能性も秘めています。
なので、買取に出そうとしているカードの相場は今までと比べて高いのか、低いのかを判断し、以前よりも買取価格が高騰しているのであれば買取のチャンスかもしれません。
この判断はとても難しいですが、最終的には自分で決めなければなりません。
買取業社のキャンペーンを活用しよう
カードの買取業者は沢山あり、業者毎にキャンペーンを期間限定で開催しており、そのキャンペーンを活用することで、通常よりも高く買取してもらうことができます。
買取業者でよくあるキャンペーンが一枚で買取に出すよりも、まとめて買取といって数十枚単位で査定に出すことで、通常よりも査定金額を大幅にアップしてくれます。
そういったキャンペーンを開催している業者を選ぶ方が、簡単に買取金額アップに繋がるのでオススメです。