今回は仮面ライダーのおもちゃを買取してもらう前に、知っておいてほしい知識を紹介します。
・仮面ライダーのおもちゃは未開封でないと売れないの?
・子供が遊んでいた仮面ライダーのおもちゃは高値で売れる種類なの?
上記のような疑問に答えることができると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
ゲートナー_仮面ライダー変身ベルト買取リストはこちらをクリック
仮面ライダーとは?
そもそも「仮面ライダー」とは石ノ森章太郎原作の特撮ヒーローで、1971年にテレビで放送が開始され「変身ブーム」の幕開けになりました。
バイクに乗ったライダーの颯爽とした活躍、ライダーキックなどのダイナミックなアクションによる戦闘シーンが魅力の作品です。そんな仮面ライダーシリーズは「昭和」「平成」「令和」の3シリーズにわけることができます。
まずは「昭和仮面ライダー」ですが、原作者の石ノ森章太郎さんがかかわったシリーズです。作品名としては以下のようになります。(TVシリーズに限る)
・仮面ライダー2
・仮面ライダーV3
・仮面ライダーX
・仮面ライダーアマゾン
・仮面ライダーストロンガー
・スカイライダー
・仮面ライダースーパー1
・仮面ライダーZX
・仮面ライダーブラック
・仮面ライダーBLACK RX
続いて「平成仮面ライダー」ですが、石ノ森章太郎さんが関わっていなかった仮面ライダーシリーズになります。作品名としては以下のようになります。(TVシリーズに限る)
・仮面ライダーアギト
・仮面ライダー龍騎
・仮面ライダーファイズ
・仮面ライダーブレイド
・仮面ライダーヒビキ
・仮面ライダーカブト
・仮面ライダー電王
・仮面ライダーキバ
・仮面ライダーディケイド
・仮面ライダーW
・仮面ライダーオーズ
・仮面ライダーフォーゼ
・仮面ライダーウィザード
・仮面ライダーガイム
・仮面ライダードライブ
・仮面ライダーゴースト
・仮面ライダーエグゼイド
・仮面ライダービルド
・仮面ライダージオウ
そして「令和仮面ライダー」ですが、現時点では以下の2作品です。
・仮面ライダーセイバー(現在放送中)
平成ライダーとの違いとしては、令和に放送されたかどうかという違いだけ。作風も平成ライダーとそこまで変わりません。
仮面ライダーにはどんなおもちゃがある?。
仮面ライダーグッズは多種多様です。昭和仮面ライダーはコレクターに人気で、アイテムやフィギュアの種類が増えた平成仮面ライダーのおもちゃはコレクターや子供両者に人気です。
最近では欧米のコレクターはもちろん、東南アジアなど海外への輸出も多くなっています。仮面ライダーのおもちゃはあまりにも人気なので、「こんなものが売れるとは知らなかった」「思ったよりも高い値段で売れた」という声がよく聞かれます。
グッズの中心となるのは変身ベルトや各種武器・コレクションアイテム、フィギュアですが、やはり変身ベルトがメインといえるでしょう。
変身ベルトシリーズ
中古市場で最も人気があるのが、変身ベルトシリーズです。変身ベルトは、昭和ライダー、平成ライダー、令和ライダーを問わず、仮面ライダーに変身するためのキーアイテムです。
近年ではコレクションアイテム(プログライズキー・ワンダーライドブック)と連動して、組み合わせたり、交換したりして様々な姿に変身できます。
変身ベルトの商品シリーズは複数のバリエーションがあります。具体的には以下の通り。
・スーパーベスト版
・レジェンド版
・トリプルチェンジ版
・コンプリートセレクション版
上記が発売されており、どのシリーズなのかで買取価格が変わります。
デラックス(DX)版は放送時にバンダイから販売される最もオーソドックスなベルトで、子供向けのためサイズは小さめ。スーパーベスト版はDX版の再販となります。
レジェンド版は仮面ライダーディケイドが放送された時に製造された歴代昭和・平成レジェンドライダーのベルトです。サイズはやや小さめで、ほとんどのギミックが簡略化されています。
トリプルチェンジ版は仮面ライダーダブルの放送時に発売された過去の仮面ライダーのベルトです。光や音のギミックはあるものの、同時期の平成ライダーのギミック満載のおもちゃと比べると物足りなさを感じる子供もいるかもしれません。しかし、1つのおもちゃで3種類のキャラクターに変身できるという点は、小さなお子さんには満足度が高いです。
そして、コンプリートセレクション版は、大人向けにサイズや価格が変更されただけでなく、重量や塗装も細かく変更されており、コレクター向けの商品です。そのため変身ベルトの中でもっとも高く取引されます。
仮面ライダーシリーズの武器
近年の仮面ライダーは必ず武器を使って戦うため、当然おもちゃも発売されています。
最近では一人のライダーが多くの武器を使って戦うのが一般的になってきています。また、変身ベルトだけではできない必殺技を武器で行う場合も多く、ライダーは変身ベルトと武器の両方を持つことで「ごっこ遊び」を完結させることができます。
コレクションアイテム
平成仮面ライダーの「仮面ライダーダブル」から本格的に始まったのがコレクションアイテムです。変身ベルトと組み合わせて遊ぶおもちゃで、これがなければ変身ベルトが機能しないことも多々あります。そのため、変身ベルトと同じくコレクションアイテムは高値で買い取りされるアイテムの1つになっています。年齢が10歳未満のお子さんを持つ親御さんは、このコレクションアイテムをたくさん持っているのではないでしょうか。
仮面ライダーシリーズのフィギュア
仮面ライダーシリーズのフィギュアは、多種多様でたくさんの種類があります。金額も数百円のものから数万円のものまで揃っています。メインとなるのは仮面ライダーのソフビフィギュアではないでしょうか。ソフビフィギュアはお子様向けになりますが、大人向けの仮面ライダーシリーズのフィギュアもあるので非常に幅広いジャンルともいえます。
仮面ライダーのおもちゃで高値になるアイテムは?
仮面ライダーのおもちゃ結構高値になるのは、やはり変身ベルトです。それ以外にもいくつか種類があるので具体例とともに紹介していきましょう。
変身ベルトで高値になるのは?
高値として取引されやすい変身ベルトは、子供から大人まで人気のものです。具体的には以下のようなものが該当するのではないでしょうか。
・仮面ライダーアギトのオルタリング
・仮面ライダーファイズのファイズドライバー
・仮面ライダーブレイドのブレイバックル
・仮面ライダーカブトのカブトゼクター
・仮面ライダー電王の電王ベルト
・仮面ライダーキバのキバットベルト
・仮面ライダーディケイドのディケイドライバー
・仮面ライダーダブルのダブルドライバー
・仮面ライダーオーズのオーズドライバー
当時流通量が多かった仮面ライダーは買取金額が少なくなるので注意しなくてはいけません。特に爆発的な売り上げを誇った仮面ライダーフォーゼのフォーゼドライバーなどは人気は非常に高いのですが、流通量が非常に多かったこともあり、あまり高い金額になってくれません。
また、主人公の変身ベルトだけでなく、サブライダーや悪のライダーにも様々な変身ベルトがあります。ライダーシリーズによってはメインライダーよりも遥かに高額なサブライダーベルトが存在します。例としては、以下のような感じです。
・仮面ライダーマッハのマッハドライバー
・仮面ライダーカイザのカイザドライバー
これらのベルトは主人公のベルトではないので高く買い取りされないと思われがちですが、主人公のベルトよりも高く買取されるレアなベルトです。簡単に処分しないようにしてください。
なお、昭和仮面ライダーのベルトは不用品と言うよりもコレクターアイテムとして使われるので、金額どの仮面ライダーも相当な高値で扱われます。もし押し入れから見つけたのであればかなりの金額を期待してもいいかもしれません。
仮面ライダーの武器で高値になるのは?
高値での買取が期待できるものとしては、やはり人気作品の仮面ライダーが該当します。具体的には以下の通り。
・仮面ライダーオーズのメダルダブリュー
・仮面ライダービルドのフルボトルバスター
こちらも流通量が多かった武器については仮に人気であったとしても、高い金額にならないので注意が必要です。仮面ライダーガイムシリーズはかなり人気がありましたが、武器シリーズの流通量が多いこともあり、人気の割には高値でやりとりされません。
また最新作の仮面ライダーも当然ながら高い金額になってくれるでしょう。現在放送中の仮面ライダーセイバーの武器シリーズも高い金額で買い取りされます。
コレクションアイテムで高みになるのは
具体的に高値で買い取りされる可能性が高いコレクションアイテムは、以下のようになっています。
・仮面ライダーオーズのオーズメダル
・仮面ライダーガイムのロックシード
・仮面ライダーエグゼイドのライダーガシャット
変身ベルトや武器と同じように流通量があまりにも多い場合だと、人気でも高値で買取はされません。顕著な例では仮面ライダーフォーゼシリーズのアストロスイッチが該当するでしょう。人気の割には高値で買取されないので注意が必要です。
なお、仮面ライダーオーズのオーズメダルも流通量はかなり多いのですが、一部レアなものがあり、そのレアなメダルがなければ特定の音声を鳴らすことができないこともあったので、仮面ライダーフォーゼに比べるとオーズメダルは価値が下がっていません。
フィギュアで高値になるのは?
「ライダーヒーローシリーズ」と呼ばれる腕と腰だけが可動するソフビ製の子供用フィギュアが仮面ライダーのフィギュアとしてメインラインナップになります。仮面ライダーの作品に登場したライダーは基本的には販売されています。しかし中には雑誌やプレミアムバンダイでは限定商品になった仮面ライダーがあり、それらは買取価格が高くなります。
具体的な名前を挙げますと、流通数も少なくなりがちな最強フォームのフィギュアは高くなりがちです。最強フォームと言うのは簡単に言いますと1番強い仮面ライダーのことで、仮面ライダーエグゼイドの「ハイパームテキ」、仮面ライダージオウの「グランドジオウ」は根強い人気を誇ります。
また「S.I.C」も人気です。大人のためのフィギュアで新素材・高品質・大掛かりなアレンジが特徴です。S.I.Cシリーズは現在100体以上が生産されていますが、現在でも生産数は少なく、買取価格は高くなりがちです。特に人気なのはメカニックなデザインの仮面ライダーです。仮面ライダーカブト・仮面ライダーファイズが該当します。
そして今最もアツいのが「S.H.Figuarts」シリーズでしょう。2008年に発売されましたが、十分な可動域劇かつスーツアクターと変わらないプロポーションなど仮面ライダーオタクを納得させるクオリティーで人気です。
一般販売されるモノも多いですが、プレミアムバンダイなどネットで販売されるだけの商品も結構あるので、買取金額が高騰しやすい特徴を持ちます。
このシリーズは他のフィギュアシリーズとは歴史が浅いと言うこともあり、すべての仮面ライダーがフィギュア化していないのもポイントです。
そして、一部の仮面ライダーは出来が悪かったので作り直したと言うものもあります。以上のことから人気のフィギュアシリーズではあるものの、買取金額の幅がものすごく仮面ライダーごとに大きいということに注意しなくてはいけません。なお買取金額が高くなりがちな仮面ライダーは以下のようになります。
・仮面ライダーエグゼイド
・仮面ライダーカブト
未開封でも売れる!仮面ライダーおもちゃ高価買取のコツ
子供がいる家庭なら、子供が遊んだ商品が売れるかどうか分からないと悩むことも多いでしょう。未開封や未使用の状態のベルトやフィギュアは当然高額買取の対象です。
一方で、お子さんが使っていた開封済みのおもちゃでも驚くほど高値で売れるものがたくさんありますので、遠慮せず買取にもっていきましょう。しかし、高価買取にするにはいくつかポイントがありますのでご紹介しておきます。
電池は取り外して保管する
操作できないアイテムは価値が大きく下がってしまうので、長期間保管する際には電池が漏れないように電池を外して保管することが大切です。
消毒はしなくてもいい
ソフビフィギュアなどを買取してもらう時、消毒をしておいた方が良いのではないかと思う人は結構います。フリマなどの不用品取引アプリであれば消毒をしたほうが喜ばれるかもしれませんが、リサイクルショップにもっていく場合は特に消毒はしなくても大丈夫です。
消毒をしてしまうことによって、色落ちや塗装落ちをしてしまう場合があり、そちらの方が価値を落としてしまうので、ノータッチで買取に持っていったほうがいいです。
箱・説明書・付属品を残す
捨ててしまいがちですが、箱や取扱説明書をきちんと揃えておくことはかなり重要です。また、付属品が欠品していると値段が大幅に下がってしまうので、できるだけ付属品を用意しておくことが大切です。
また、おもちゃ本体や箱などに子供の書き込み、キズや汚れ、破損は価値を下げる大きな要因です。なるべく綺麗にしておくことが大切です。
売るタイミングを見定める
売るタイミングも大切です。みんなが一斉に手放すタイミングで同じシリーズを売ろうとすると、中古市場の供給が多くなり価格が下がる傾向にあります。
放送から1~2年が経過したおもちゃは中途半端な金額になることが多いので、放送期間中に売るか、2年以上経ったあとに売ると高額査定の可能性が高まります。
まとめ
仮面ライダーという作品の概要、そしてどんなおもちゃがあるのか、何のおもちゃが人気なのかという点を解説してきました。
仮面ライダーは変身ベルトがメインであり、高い金額が実現できるアイテムがたくさんあると言うことを理解いただけたと思います。
シリーズによっては、箱がない・傷や汚れなどがある・欠品があるなどの状態だったしても高額買取になる場合があります。
子供がめちゃくちゃ遊んだおもちゃなのに、こんな高い金額がつくなんてと思うようなアイテムもあるかもしれません。特に変身ベルトなどは何らかの金額がつく可能性が非常に高いです。捨ててしまおうなどと思わず、とりあえず買取に出してみてはどうでしょうか。