昔たくさん遊んだリカちゃん人形。でもいざ手放すとなると、捨てるのはなんだか申し訳ない気持ちになってしまいますよね。実はリカちゃん人形は買い取ってもらうのがおすすめ。リカちゃん人形は、高値で買い取ってもらえるケースも有り、ニーズが高いおもちゃです。
そこでこの記事では、リカちゃん人形の解説から高値で売れるリカちゃん人形の紹介、高く買い取ってもらうコツまで紹介します。是非参考にして、大切なリカちゃん人形を気持ちよく手放してみてください。

リカちゃん人形とは？

リカちゃん人形には詳しいプロフィールや歴史、家族構成等、様々な設定があります。それを知っておくと買取の知識がグッと深まります。以下で説明していきますので、参考にしてみてください。

リカちゃんについて

リカちゃんは小学5年生の女の子です。本名は「香山 リカ」。好きな色は白とピンクです。まるでアニメに出てくる主人公のように、かなり細かいところまでプロフィールが設定されています。
1967年から販売開始され、40年以上多くの人に愛され続けています。現在販売されているリカちゃん人形は4代目。モデルごとにどのようなリカちゃんが販売されていたか見ていきましょう。
まずは、初代リカちゃんです。初代はおへそがあり、腰にジョイント部分が使用されていないのが特徴。瞳の星は1つとなっています。

● 初代リカちゃん人形
● レディリカ
● ピチピチリカちゃん

2代目は、外カールの髪型が特徴。瞳の星が3つになり、大人びた表情が特徴です。ニューリカちゃんには、付属品としてバラ型のヘアピンが付きました。


● ニューリカちゃん
● ロングヘアーリカちゃん

3代目は1代目と2代目と比べて、スラッとした出で立ちになりました。髪型にバリエーションが出始めたのもこの頃からです。顔は微笑んでいるような表情に。親しみやすくなったのがポイントです。

● 3代目リカ
● ポニーテールのリカ
● まきまきカールのリカちゃん
● ちょっぴり小麦色のリカちゃん

4代目リカちゃんが一番長寿のものです。背が1cmほど伸びており、カラフルな衣装が特徴。

● メルヘンリカちゃんの国 花のプルルンちゃん
● エンジェル&リトルデビル
● オーロラプリンセス
● おひめさまリカちゃん

リカちゃんの家族構成

リカちゃんの家族構成について紹介します。リカちゃんは実は大家族。家族1人ひとりにも細かい設定がされています。

● パパ（香山 ピエール）：仕事は音楽家で、「イクメン・オブ・ザ・イヤー2014」を取るほど家族を大切にする一家の大黒柱
● ママ（香山 織江）：ファッションデザイナーをしており、リカちゃんの憧れ
● 双子の妹：おてんばなミキちゃんと甘えん坊なマキちゃん
● 三つ子の赤ちゃん：泣き虫のかこちゃん・元気なげんくん・お茶目なみくちゃん
● おばあちゃん（香山 洋子）：ケーキ屋のオーナーさん。いつも優しいリカちゃんの祖母

他にも、お手伝いロボットのマカロンと犬3匹。オカメインコがいます。家族も買取対象にはなります。年代によって査定額に差が出るようです。

リカちゃんにはボーイフレンドや友人も

リカちゃんには友達やボーイフレンドもいます。まずは、ボーイフレンドから見ていきましょう。ボーイフレンドは全部で6人。時代ごとに人気な男の子の雰囲気が採用されています。

● わたるくん（1968年〜）：小学6年生。髪の毛七三分けで、植毛ではなく塗装されている
● マサトくん（1976年〜）：スタイルが良く、勉強・スポーツともに万能。ここからボーイフレンドも植毛になる
● イサムくん（1981年〜）：親しみやすい雰囲気が特徴。リカちゃんとは幼馴染
● かけるくん（2000年〜）：中学2年生。キリッとした顔立ちが特徴。みんなのまとめ役
● レンくん（2008年〜）：リカちゃんと同じ学校に通っている男の子。オシャレ男子
● はるとくん（2016年〜）：年上でスポーツ万能。リカちゃんの家の向いに住んでいる

リカちゃんには友達もいます。設定上生まれた友達の他に、アニメキャラや芸能人も友達として登場しています。代表的なものをいくつかピックアップしてみましたので、御覧ください。

● いずみちゃん：リカちゃんとわたるくんとトリオを組んでいた。後に3代目まで続く
● 魔法のマコちゃん：テレビから抜け出してきた設定になっている。衣装も忠実に再現
● クニちゃん：山田邦子さんをモデルにした人形。販売当時はメディアで取り上げられ話題に
● ツバサちゃん：リカちゃんとのアイドルユニット「HGS」のメンバー。メイクが得意
● ミサキちゃん：「HGS」のメンバー。天然な女の子で、ヘアアレンジが得意
● アリスちゃん：イギリス出身。元気な女の子、トップモデルを夢見ている

それぞれ生産量の違いや年代によって買取価格は大きく違ってきます。気になる方は積極的に査定してもらうのがおすすめです。

高額買取が期待できるリカちゃんはある？

どのりかちゃんも同じ値段で買い取ってもらえるわけではありません。年代や生産量によって買取価格は変わってきます。以下で高額買取が期待できるリカちゃん人形と衣装について解説していきます。

高額で買取をしてくれるリカちゃん人形

まずは高額で買取が期待できるリカちゃんについて紹介します。3つの特徴に分けて解説していくので、是非参考にしてみてください。

限定商品のリカちゃん人形

まずは限定商品のリカちゃん人形からです。特に高額買取りの期待ができるのは以下の3つ。

● ワールドリカちゃん 誕生25周年記念 BOX
● キキ&ララ大好きリカちゃん
● スタイリッシュドールコレクション LiccA Loves ITS’DEMO Style

ワールドリカちゃんは10ヶ国の伝統的な衣装を身に付けたリカちゃんを楽しめるセット。キキ&ララ大好きリカちゃんは、キキ&ララ40周年記念として作られました。LiccA Loves ITS’DEMO Styleは人気ファッションストアのITS’DEMOとコラボした限定商品です。
限定品は生産量が少なかったり、人気が高かったりするので希少価値が高くなります。特にキキ&ララ大好きリカちゃんは2015年と最近に発売されていますが、1000体と生産量がかなり少ないので、高額買取してもらえる可能性はかなり高いです。

初代復刻版リカちゃん人形

初代復刻版リカちゃんも人気商品です。以下の2つは特に人気なので、誤って捨てることが無いようにしましょう。

● CLUB67 初代復刻リカちゃん
● TAKARA-BAKO 初代復刻リカちゃん2001第1〜3弾

初代復刻版は1種類だけではありません。バージョンを変えていくつか販売されています。復刻版の特徴として希少性が高いことが挙げられます。小さい頃遊んだリカちゃん人形を懐かしさで手に入れたい方と購入する方も。そのため、高額買取してもらえることが多いです。
しかも、クオリティも非常に高いので、コレクターが多いのもポイントの1つです。他にも復刻版には株主優待限定のものもあるので、家にあるリカちゃん人形のバージョンをよく確認してみましょう。生産終了しているものも非常に多いので、注意してください。

1980年代リカちゃん人形

最後に1980年代のリカちゃん人形です。以下の3つは高額買取が特に期待できるシリーズです。

● 1985年 サンリオメイトリカちゃんシリーズ
● ピチピチリカちゃん
● ピチピチリカちゃん 夏山シリーズ1971年

これらのリカちゃん人形は販売年数が非常に短いのが特徴。1〜2年程度で販売が停止されているものが多いです。そのため、出荷数が通常のリカちゃん人形と比べると少ないので、必然的に希少価値が高くなります。
また、上記のシリーズは大人の方が、昔遊んだリカちゃん人形を集めたいとコレクションすることが多いです。希少価値と同時に人気もかなり高いので、高額買取してもらえることが多くなります。

リカちゃん人形の衣装も高額買取してもらえることも！

リカちゃん人形で買い取ってもらえるのは人形だけではありません。衣装だけでも高額買取してもらえることがあります。家に衣装しか無い場合でも諦めないで査定してもらってください。特に人気なのは以下のものになります。

● エレガントワンピース・ポニー
● 初代リカちゃん着物 ぎおん
● 江ノ島（ゴーゴー）
● サイケをきよう
● 初代リカちゃん バラと真珠

リカちゃん人形の衣装の特徴は、時代ごとに流行っていたファッションを積極的に取り入れられていることです。初代はミニスカートやホットパンツ、サイケデリック。70年代はスポーティファッションが取り入れられるなどしました。昔にしか流行らなかった衣装は今では手に入りません。そのため、昔の衣装は特に人気があります。
また、着物など普段とは違った衣装も人気。例えば着物は、下駄や帯など細かいところまで再現されておりクオリティが高いのが特徴です。

リカちゃん人形を高く買い取ってもらうコツ

ここからはリカちゃん人形を高く買い取ってもらうコツについて紹介していきます。できるだけ高い値段で買い取ってもらいたいですよね。以下のことを意識して査定してもらうだけで、金額が変わることもあるので、是非参考にしてみてください。

箱や説明書を保管しておく

箱や説明書はリカちゃん人形を取り出したら捨ててしまいそうになりますが、それはNGです。箱や説明書がない状態で出すと、査定額が大幅にダウンしてしまいます。なぜならば、箱や説明書がないものは、売れ残りやすいからです。すべて揃っている方が新品に近い状態だと認識してもらうことが可能。
箱は日光が当たる場所置いてしまうと、色あせてしまいます。日陰に保管しておきましょう。また、風通しがいい場所がおすすめ。ジメジメした場所だと箱にカビが発生することも。風通しが良い日陰に保管しておきましょう。

保存状態はできるだけ良くしておく

リカちゃん人形を使わない場合は、保存状態は良くしておきましょう。保存状態によっても査定額に差が出てきてしまいます。
特に他のおもちゃと一緒に保管しておくことは避けるのが無難。おもちゃ同士がぶつかってしまい、キズができてしまったり色移りを引き起こしてしまったりします。できるだけ高額買取をしてもらうためにも以下の方法で保管してみてください。

リカちゃん人形をキレイに保管しておく方法

まずは、リカちゃん人形の髪をとかしておきます。ぐちゃぐちゃに絡まった状態で、保管してしまうと、更に悪化することも。売るときには絡まって元に戻せなくなっていることもあります。必ずキレイにとかしてあげましょう。
その後、テッシュなどの柔らかい白い布で頭部をくるんでテープで止めてあげます。こうすることで、保管中も髪がボサボサにならずきれいな状態をキープすることが可能です。このときに足や手はまっすぐになるようにしておきましょう。曲がった状態でしまってしまうと、跡が付きまっすぐすることができなくなる可能性があります。
すべて終わったら風通しがいい日陰で保管しておきましょう。日光が当たる場所に置いてしまうと人形が劣化してしまいます。プラスチック部分が溶けてしまったり、日焼けしてしまったりするので注意が必要です。
また、湿気が多いところではカビなどが繁殖してしまいます。必ず風通しがいいところで、不安な場合には除湿剤などを活用しながら保存してみてください。

きれいに掃除した状態で査定に出す

リカちゃん人形を査定に出すときにはきれいな状態で出すようにしましょう。汚いまま出してしまうと、査定額ダウンにつながってしまいます。
キレイにするときはまずは髪からお手入れしていきましょう。ハンドソープを薄めたぬるま湯につけて洗っていきます。その後、タオルで髪を拭き取ってブラシで梳かし自然乾燥しておきましょう。このときにドライヤーを使ってしまうと髪がチリチリになるので注意してください。
次に体の汚れを落としていきます。体の汚れは中性洗剤とぬるま湯を溶かしたお湯にタオルを付けてよく絞って拭いていくようにしてください。ゴシゴシと力強く拭いてしまうと、人形を傷めてしまうので、優しく拭きましょう。

落ちなかった汚れやキズはそのままにしておく

汚れの中には、キレイにしても落ちない汚れもあると思います。キレイにするために修理に出してしまう方もいますがあまりおすすめしません。特に古いリカちゃん人形に修理を施してしまうと、改造したと認識されるので、査定額が下がることが多いです。
汚れやキズが自力で直せない場合はそのまま持ち込むようにしてください。修理してキレイにするよりも高額に買い取ってもらえることが多いです。

査定は専門スタッフがいるところにお願いする

リカちゃん人形を買い取ってもらう場合には、必ず専門スタッフが在籍しているところに依頼するようにしてください。専門スタッフがいないリサイクルショップで査定してもらうと相場がわからず、取り扱いを拒否されることも。単なる古いおもちゃとして低価格で買い取られてしまうこともあるので注意しましょう。
ます。専門スタッフがいるか知りたい場合には買取してもらう会社のHPを見てみましょう。「専門スタッフ在籍」の文字があれば安心して依頼することができます。

りかちゃん人形の買取についてまとめ

今回はリカちゃん人形の買取について紹介しました。リカちゃん人形は設定が細かく家族や友人のプロフィールまで決まっています。細かいプロフィールのおかげで、親近感が生まれ幅広い年齢に人気です。そのため、買取をしてくれるお店が多数存在します。
また、高額で買い取ってもらえるものの特徴として、限定品や生産量の少なさで希少価値が高くなっていることが上げられます。いくつか人気なものも紹介したので、家にあって使っていないリカちゃん人形がある方はバージョンを調べてみてください。
持っているリカちゃん人形を売るときには、事前にキレイにしたり、専門スタッフが在籍しているお店で査定してもらったりしましょう。紹介したコツを意識して行動するだけで、査定額に差が出ることもあります。ぜひ試してみてください。
大切にしていたリカちゃん人形を手放すときにはぜひ買取を検討しましょう。