・カプセルトイは高額買取してもらえるの?
・そもそもカプセルトイの歴史って?
・最後のまとめ
カプセルトイは高額買取してもらえるの?
結論から言うと高額買取はしてもらえます。
ただし、どのカプセルトイも高額買取してもらえるわけではありません。
マニアックなキャラクターや需要の低いカプセルトイであると相場は1つ10円くらいと考えてください。
人気のキャラクターや需要が高いカプセルトイであればあるほど300円で回したものが1000円で買い取ってもらえるのです。
これからより高額に買い取ってもらえるコツを書いていくのでぜひ参考にしてみてください。
①カプセルトイをコンプリートしている場合
カプセルトイのシリーズをコンプリートしていると高額で買い取ってもらえます。
全種類揃えていることで需要が高まり、通常の金額より高く買い取ってもらえる可能性が高くなりますよ。
全種類集められなかった人やマニアの方に受けが良いからです。
②カプセルトイの説明書があるか
カプセルの中に付属している説明書があると値段が高く付くことがあります。
説明書をとっている方はカプセルトイと一緒に説明書を持って行くと良いでしょう。
そのときにカプセルはあってもなくても大丈夫です。
③景品に詳しいお店に売る
ここが1番大事な項目となります。
景品に詳しくないお店にカプセルトイを売ってしまうと、カプセルトイの価値がわからず普通の値段で買い取ってしまわれる場合があります。
価値があるカプセルトイなのに安い値段で買い取られたら嫌ですよね。
そうならないようにおもちゃに詳しい専門のお店でカプセルトイを買い取ってもらうようにしましょう。
詳しい専門店に持って行けば自分では価値がわからなくても一個100円で買い取ってもらえる可能性も出てきます。
次からは実際に高額買取されているものや人気だけど市場に出回ってなくて価値があるカプセルトイなどを紹介していきます。
新しいものから古いものまであるので、もしかしたらあなたが昔にゲットしている場合もあるので、この記事を参考にして高額買取できるカプセルトイを探してみましょう。
アイドルペンライト アリーナツアー!全6種 各300円
https://chappy-net.com/products/detail.php?product_id=24170
まるで本物のペンライトのようなカプセルトイ。
カラーも6種類とカラーバリエーション豊富。
自分の推しと同じ色を出るまでやる人もいるんだとか。
サイズ感も手におさまるサイズでとても可愛い。
キーホルダーとしてさりげなく推し活ができるところが魅力。
さらに付属品としてアルファベットシールが付いているため自由自在に文字を組み合わせれば、あなただけの推し活キーホルダーの出来上がり。
見た目が可愛いのと自分の推しの色が欲しい方が探しているため、こちらのカプセルトイの需要はとても高いです。
aibo アクションフィギュア 全4種類 各500円
https://www.takaratomy-arts.co.jp/items/item.html?n=Y889745
本物のaiboのようにいろんなポーズが楽しめる可動式フィギュア。
ペットロボといえば「aibo」。
それらが小さいサイズとなって、さらに動く仕様となっていてその姿はとても愛くるしい。
全身可動で、立ちポーズや座りポーズも自由自在。
口の開閉や頭の上下、首の回転、尾の上下&回転など、さまざまな表情が再現可能です。
本体サイズは約6×6cm。
カプセルトイにしては500円とお高めではありますが、それ以上に価値があるほどクオリティが高い。
ポケマケット チェンソーマン01 全6種 各500円
アニメ、漫画共に大人気のチェンソーマンがポケットサイズの小さなマケット(模型)としてカプセルトイに登場。
主要6人のキャラクターが可愛らしいフォルムになっているのが人気。
付属の差し替えパーツで、立ちポーズをお座りポーズに変更可能(ポチタを除く)です。
アニメや漫画とはまた違った可愛らしいタッチの模型を楽しみたい方に大人気のカプセルトイとなっています。
人気のキャラクターのカプセルトイは、旬の時期かそうじゃないかによって値段の相場が変わってきます。
売るなら惜しいと感じるかもしれませんが、旬の時期に売ると思いがけない値段がつくことがありますよ。
ハグコット SPY×FAMILY 全4種 各300円
https://gashapon.jp/products/detail.html?jan_code=4549660762171000
ケーブルマスコット「ハグコット」にアニメ、漫画ともに人気なスパイファミリーのカプセルトイです。
こちらも先ほどのと一緒のパターンですが、人気のキャラクターのカプセルトイなので需要が高いです。
さらにアニメが連載している間は需要が高まる傾向にあります。
カプセルトイを欲しがる方はその作品自体が好きな場合が多いので、まとめ売りをすることでさらに買取値段が加算されます。
つぶらな瞳の水族館 ぷちマスコットBC 全10種 各200円
https://tsuburanahitomino.com/character_suizokukan/
大人気シリーズのつぶらな瞳シリーズ。
とにかく目がつぶらで可愛い。
キーホルダーにしては少し大きく値段はなんと200円とコスパが良さが人気のポイント。
種類も10種類と豊富のため全てのシリーズを集めるのが大変なため、まとめて売ると買取金額が高い傾向にあります。
またぬいぐるみキーホルダーは汚れやすいため、売る前には埃や汚れなどがついていないか一度確認してから売ることをお勧めいたします。
ギンビスマスコットチャーム たべっ子どうぶつ 全5種 各300円
https://www.dorakkehn.com/2201-ginbisu_charm
22年11月に再販決定した、人気キャラクターたべっ子どうぶつのマスコットチャームのカプセルトイになります。
最近は、都内にたべっ子どうぶつのカフェが作られたりグッズが売られたりと大人気ですよね。
このチャームは実際にお菓子として売られているパッケージが小さくなってるものです。
中に入ってるお菓子も一緒についていて、非常に人気の高いカプセルトイになっております。
キーホルダーとしても観賞用としても、どちらでも使えるのが嬉しいため需要が高くなっています。
おふろの思い出 全5種 各500円
https://kenelephant.co.jp/gc0339/
昭和のノルスタジックな雰囲気がたまらないインテリアフィギュアとなります。
昭和に生まれたお母様世代はもちろん、平成に生まれている人たちもなぜか不思議と懐かしい気持ちになりますよね。
ラインナップが本当に可愛い。
おふろの準備セット!、おふろでさっぱりセット!、ゆぶねでぽかぽかセット!、からだもぴかぴかセット!、ゆあがりお手入れセット!
文字を見るだけでもワクワクしますよね。
写真で見るとわかるのですが全種類あつめたくなる可愛さが本当にたまりません。
ミニチュアなのに細部までこだわっていて、ついつい全ての種類が欲しくなってしまう方が多いそう。
リアルなミニチュア系は大人から子供までくすぐられるので人気です。
最近はSNSで映えるカプセルトイが人気になる傾向があります。
合掌 匠~猫〜 全5種
https://yell-world.jp/figure/gassho-nekohai/
大人気の合掌シリーズに猫だけのアソートがカプセルトイで誕生。
細部にまでこだわっている穏やかな表情や細かな毛並みまで、しっかりと作られているところがポイント高い。
SNSなどの写真撮影のお供として使われることが多いです。
合掌シリーズは可愛くて人気が高く、さらに今回は猫のシリーズということで、どれをまわしても猫になるところに人気が高くなったと思われます。
飾ってもよし、写真のお供としてもよしなので万能性が高い。
後ろ姿も可愛いため需要が高いと思われます。
コウペンちゃん もっとやさしいセリフ付き 幸せクローバー 全5種 各300円
https://kitan.jp/products/koupenchan_figure_05/
キャラクターとしての知名度が高いコウペンちゃん。
台座やセリフもついていて300円は良心的すぎる値段設定。
優しいセリフ付きのため疲れた体や心に染み渡る。
部屋に飾ると可愛く、全種類集めたくなりますよね。
そもそもカプセルトイの歴史って?
ここまでカプセルトイについての高額買取のコツや人気で需要の高いカプセルトイについて書いていきましたが、皆様カプセルトイっていつ頃にできて普及したかご存知でしょうか?
興味のない方やそもそもどうで良い方はとばしてもらって構わないです。
雑学、豆知識として気になる方はスクロールお願いいたします。
カプセルトイ、通称ガチャガチャはアメリカからやってきました。
日本のガチャガチャのルーツはアメリカの自動販売機にあるんですよ。
その自動販売機は当時、「サイレントセールスマン」と呼ばれていました。
ちなみに自動販売機は1880年代から使用されていたそう。
今や当たり前に普及していますが、自動販売機の歴史は意外にも長いですよね。
初期は、ミント、鉛筆、香水、カミソリが自動販売機で販売されていました。
今もあったらぜひともやってみたい珍しいラインナップ。
当時アメリカで自動販売機は主に駅のプラットフォームに設置されていて、木や金属で作られていて細長い自動販売機だったそうです。
さきほど「サイレントセールスマン」と呼ばれていたと書きましたが、その理由としては1日24時間休憩なしで働くという意味でつけられたそう。
よく考えられてますね。
初期の頃の自動販売機は色々と複雑らしく今の形とはかけ離れていました。
いかに複雑で見た目が綺麗かを重視していたそう。
丸い形や菱形などの自販機が今も継承されていたら、日本の景色に馴染まずに自動販売機がなかった未来があるかもしれないと想像すると恐ろしい…。
ちなみに複雑だったため修理がめんどくさかっただとか。
アメリカでカプセルトイが発売されたのはそこから40年後の1930年代。
日本のブームは終戦後から。
そこからガチャガチャの製造は日本が中心に。
やはり日本の技術は繊細で素晴らしく、まさにカプセルとの相性はいいみたいですね。
もう少し詳しく言うと日本にカプセルトイが導入されたのは、1965年2月17日。
2月17日はガチャの日とされています。
当時のアメリカのメーカーは中に入れるおもちゃを作るために、ハイレベルの職人を日本や香港で探して依頼していたそうです。
アメリカで輸入して入ってきたのがきっかけでカプセルトイが日本に広がりました。
当時は今よりも安価で子供向けのおもちゃ用として作られていたみたいです。
現在は大人も子供も楽しめるように進化したのは喜ばしいことですね。
1970年代には日本全国に広がり、1970年代後半から1980年代にはスーパーカー消しゴムやキン肉マン消しゴムなどが一世を風靡(ふうび)しました。
中にはキャラクターによく似た(が本物とはちょっと違う)消しゴムや不思議な変身ロボットなどの少し怪しいおまけもありましたが、それも含めて多くの子どもたちを引き付けてきた。
ついつい買ってしまう気持ち、痛いほどわかります。
日本ではこれまでもアニメやマンガなど、外国では子ども向けと思われたものが質の高い新しい文化へと変わってきた。
それはカプセルトイも同じです。
カプセルトイは、外国では子ども向けのそれほど高くないおもちゃというイメージがあるみたいですが現在の日本、特に1990年代以降は子供向けだけでなく、より精巧な、品質の高い大人向けの商品も企画され、作られるようになっていきました。
これは日本の特徴なのですがミニチュア化することに長けています。
私たちの身近なもので例えるとすれば、プラモデルやフィギュアです。
これらも日本のクオリティが高くてアニメや漫画が好きな外国人にも人気ですよね。
子供のおもちゃとして作られたカプセルトイも、今や技術が進歩して学生や社会人の小さな楽しみにまで進化していきました。
特に流行しているものの例としては「いきもの大図鑑」シリーズや、猫のペンホルダー、押しボタン、またカプセル自体がフィギュアの一部になる商品など。
また一つのジャンルとして、企業とコラボしたものなどにも人気がありますよね。
例えばレストランや食品メーカーとコラボした食品サンプルやアウトドアメーカーのキャンプ用品のミニチュアなど。
さきほど紹介したものの中にもありましたね。
新しい商品はどんどん開発され、一度売り切れてしまうと新しい商品に入れ替わってしまう。
そのため、気に入ったものを見つけたらそこで購入しないと二度と出会えないかもしれない。
私もよくあとで買おうと思って次訪れた頃には売り切れていたり、新しいカプセルトイに入れ替わっていて悔しい思いを何度もしたことがある。
皆さんも一度はあるのではないでしょうか。
最近話題となった変わったカプセルトイには、赤の他人の証明写真、おじいちゃん・おばあちゃんからの手紙など、普通では考えつかないようなものもあり、こういったものが最近はSNSで話題となることも多い。
また観光地限定、期間限定のものなどもあり、コレクターにも人気だ。
もはやカプセルトイは文化にまでなりそうです。
まだまだカプセルトイの進化はとどまることはなさそうです。
最近は空いたスペースなどにカプセルトイだけを置いているところが増えましたよね。
それもそのはず日本では現在カプセルトイ第4次ブームが来ているからです。
市場規模は今や脅威の450億。
想像のつかない数字ですよね。
新作は毎月30種類以上といわれ、売り上げも鰻登り。
カプセルトイは10万個以上行くとベストセラー商品とされる。
有名なシリーズおにぎりん具は170万個売って大ベストセラー。
第1次ブームは、1983年発売の「キン肉マン消しゴム」。
通称「キンケシ」と呼ばれ、当時の中高生を中心に爆発的にヒット。
約1億8000万個を売り上げました。
1つの種類でこの数は本当にすごい。
1995年には「HGシリーズ ウルトラマン」が登場し、第2次ブームを迎えます。
フルカラーでクオリティがアップしたリアルな造形が大人気になりました。
1次、2次はキャラクターの人気で引っ張っていますが、3次からは少し変わってきます。
第3次ブームを引っ張ったのは、2012年発売の「コップのフチ子」。
みなさま覚えていますでしょうか。
当時はツイッターなどSNSで全国に人気が広がりました。
クリエイターとのコラボでデザイン性が高く、大人の女性がカプセルトイを買うようになりました。
ここからデザインやアイディア性が高くなってきたように感じられます。
そして現在は第4次ブームの最中。
どんどん面白いカプセルトイが登場してSNSでも話題になることもしばしば。
これからもどんな新しいカプセルトイが巷に出てくるのか目が離せないですね。
第1.2次のブームはある1人のキャラクターによってカプセルトイが人気になりましたが、現在はこれといったブームがあるわけではありません。
これといった大ヒットコンテンツがないものの市場が大きくなっているのです。
売上の数字だけ見ると9年で売上は20倍になっているそう。
大ヒットの秘訣はコンテンツを子供から大人に変えたことでしょうね。
よりクオリティが高いものを開発し、大人心をくすぐるように研究され、ついついカプセルトイを回したくなるように。
そうはいってもカプセルトイ業界はキャラクターのヒットに売上増が左右されます。
2014年に319億円まで市場が伸びたのは「妖怪ウォッチ」の大ヒット。
コロナの中「鬼滅の刃」がヒットしたことでカプセルトイ業界は救われました。
月に新作が30種類出てくると言いましたが60〜70%は大人向けに作られたカプセルトイだそうです。
カプセルトイも300円が主流になりつつあるので、子供が気軽に買えなくなってきているのもありますね。
一応現在も海外にカプセルトイはあるそうです。
しかし、日本ほどクオリティーは高くないそう。
アメリカにも設置されていますが、子供向けで日本と比べるとクオリティは高くないそう。
台湾にもカプセルトイの文化は根付いていて、毎月新しいカプセルトイも登場しているみたいです。
日本にもちらほら見かけますが、中国ではキャッシュレスのカプセルトイが流行しています。
日本でももっとキャッシュレスのカプセルトイが普及したらカプセルトイの売り上げが伸びるかもしれないですね。
でも、わざわざお札を両替機でくずして硬貨をいれてから自分でまわしてカプセルトイを獲得するというのもワクワクするのは事実。
キャッシュレスの方が簡単に回すことができますが、ワクワクが半減してしまうかもしれませんね。
最後のまとめ
長々と歴史を書いてしまいましたが、筆者が伝えたかったことはカプセルトイについての買取について。
カプセルトイを高額買取してもらうためのコツとしては
①カプセルトイをシリーズコンプリートしているか
②カプセルの中にはいっている説明書もあるかどうか
③景品に詳しい専門店にカプセルトイを売る
この3点が大事になってきます。
特に③は1番大事だと筆者的には思っています。
裏技として専門店で一度査定してもらってから、フリマアプリなど自分で売るとさらに価値がつく可能性もあります。
フリマアプリだと人気のものはタイミングもありますがすぐに売り切れてしまいます。
そのため買う側も欲しいものはすぐに書いたいと思っています。
そのため少し強気な値段設定をしても価値が高いカプセルトイだと即決で買ってもらえる可能性が高くなります。
ただし、フリマアプリは送料と手数料が引かれてしまうため、そこを計算しながら売ることが大事になります。
あまりフリマアプリの経験が慣れてない人はお勧めできません。
私も最初の方は破格の値段で出品してしまい、後で後悔してしまったことが何度もあります。
その計算がめんどくさい方は専門店で売る、多少手を煩わせても良いならフリマアプリで自身で値段設定をして売るのが1番良いかもしれません。
初めてでフリマアプリを利用して売りたい場合は、自分が売る商品を検索しある程度の値段の相場を確認するようにしましょう。
同じような値段に設定しておけば、まず失敗することはないでしょう。
前例がない場合は他のフリマアプリやネットで同じような商品が売られていないかをしっかり確認してください。
自分が損をしないように慎重に出品を検討してくださいね。
大前提としてカプセルトイを転売目的で買うことはやめましょう。
本当に買いたい人が買えなくなることは開発した方も本望ではないでしょう。
自分自身が本当に必要がなくなって売りたい、売るなら少しでも高額買取をしてもらいたいと言う人だけが売るようにしましょう。
これからもカプセルトイブーム、売上は上がっていくことが予想されます。
どんな新商品が出てくるのが楽しみです。
みなさまも束の間の楽しみとしてカプセルトイをこれからも利用してくださいね。